AppleはLGと共同で同社の新型UltraFine 5Kディスプレイを開発しましたが、他社も独自のUSB-C独立型ディスプレイを発表し続けています。今週ラスベガスで開催されるCES 2017では、多くの企業が新型ディスプレイを発表するでしょうが、Dellは27インチの新型UltraThinディスプレイで先行しています。
プレスリリースで発表され、CESに先駆けてラスベガスで既に公開されているS2718Dは、27インチでUSB-C接続を搭載しています。ただし、消費電力の面ではLGのUltraFine 5Kディスプレイに及ばないのが難点です。
Dellの27インチUltraThinは、同社によれば「世界最薄モニター」です。このディスプレイはDell独自のInfinityEdgeテクノロジーを採用しており、4辺のベゼルがほぼ存在しないデザインとなっています。
LG UltraFine 5Kは、特にAppleの承認を得た製品としては、そのデザインが派手ではないと批判されてきました。一方、Dellの新しいUltrathinは、驚くほど薄いプロファイルとベゼルレスディスプレイにより、むしろ目を引くデザインを特徴としています。ただし、電源の大部分がそこに配置されているため、ベース部分は他の多くのモニターよりも少し大きめです。
しかし、デザインでその欠点を補うかのように、パワー不足が目立ちます。Dell 27インチ Ultrathin はUSB-C接続とPower Delivery機能を備えていますが、最大45Wまでしか出力できません。つまり、新しい13インチおよび15インチMacBook Proモデルをディスプレイから十分に充電することはできませんが、12インチMacBookは問題なく充電できるはずです。一方、LGのUltraFineは85Wの電力を出力します。
Dell の新しい USB-C ディスプレイも 4K や 5K ではなく、解像度 2560 x 1440、sRGB の色域が 99 パーセントを超える Quad HD です。
27インチのDell Ultrathin S2718Dは、3月23日に700ドルで発売されます。LGのUltraFineよりは安いものの、今の時代、4K/5K非対応のディスプレイとしては、特にフルパワー供給と多様な接続オプションを備えていないものとしては、かなり高価です。しかも、DellはUSB-C非搭載とはいえ、500ドル以下で4Kモニターを販売しています。Dellの新しいディスプレイについて、皆さんはどう思いますか?ぜひコメント欄で教えてください。
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