
昨日行われたApple Watch Series 5の分解により、内部はSeries 4とほぼ同じであることが明らかになった。iFixitは今回、40mmのApple Watch Series 5の分解を行い、昨年のモデルと比べてバッテリーに大きな変更が加えられていることが判明した。
分解レポートによると、40mmサイズのApple Watch Series 5は、新しいバッテリー設計と、おそらくアルミニウム製の新しい金属ケースを採用しています。iFixitはAppleの特許を引用し、この金属ケースは他の製品よりも省スペース性に優れている可能性が高いと推測しています。
40mm シリーズ 5 のバッテリーは、バッテリー コンパートメントが変更されたにもかかわらず、バッテリー容量が 10% 増加しています。
この新しい金属製ケースは、バッテリーを密閉するためのより省スペースな方法のようです。Apple Watch Series 5では、バッテリー収納部全体の大きさはほとんど変わっていないように見えますが、Appleはバッテリー容量を10%増加させることに成功しており、この特許はその仕組みを説明しているようです。
従来のアルミホイルのポーチは、この新しい金属製の筐体よりも密閉性が高く、理論的には Apple はこれまで無駄にしていたスペースを有効活用できることになります。
iFixitによると、新しい金属製のケースはバッテリーの物理的な強度も向上させているとのこと。金属製のケースがバッテリーの穴を塞ぐことで、修理中の危険性も軽減されます。
さらに、この変更により、Apple は接着剤ではなくネジでバッテリーをデバイスに固定できるようになることが示唆されています。
最後に、そしておそらく最も重要なのは、この特許からAppleがこの金属製のケースデザインを用いてバッテリーをネジでデバイスに固定しようとしていることが示唆されている点です。これにより、修理に不向きな接着剤を(願わくば)使わずに済むはずです。さらに、余分な外部ブラケットを使わずにこれを実現できるのです。ブラケットはスペースを奪うことになります。
Appleがなぜ40mmサイズのApple Watch Series 5にのみこの新しいバッテリーを搭載したのかは不明です。44mmサイズのSeries 5はバッテリーが若干大きいものの、外装は従来のアルミ箔ケースを採用しています。Series 4との違いや類似点の詳細については、昨日掲載したApple Watch Series 5の分解記事をご覧ください。
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